監禁少女みずほ(オリジナル)

     CG

       監禁少女みずほリニューアル版:2006.11.19(初出2002.10.21)

    監禁少女みずほ:コミック試作β版:2007.4.22

       その後の監禁少女みずほ 扶桑瑞穂 21歳コスチューム版:2007.04.8

       その後の監禁少女みずほ 扶桑瑞穂 21歳:2007.04.8

    以上、CG by天地七海 

      Text

    監禁少女みずほ その@:2002.10.21

       監禁少女みずほ そのA:2002.10.21

              以上、Text by天地七海 

       その後の監禁少女みずほ 扶桑 瑞穂、21歳。

              以上、Text by石堂はじめ 

     

     4年前以上前に描いた連作「みずほ」ですが、ほとんど殴り描き状態のものでして、サーバーの容量もかなりキツくなってきたので、削除しようかどうか思ったのですが、「猫の小穴」の「鬼畜CG」の記念碑的な(笑)CGでしたので、思い直して、一から仕上げ直したのが、昨年の11月のことでした。

     その後、続編の構想はあったのですが、諸般の事情で、その構想はその他の未完成下描き共にハードディスクの肥やしとなってしまいました。

     しかし先日、石堂はじめ氏という方から「みずほ」に関して熱い感想の他、10年後の「みずほ」のショート・ストーリをいただき、意想外の「みずほ」のその後に、一種の感動みたいなものを感じ、即CG化いたしました。

     石堂はじめ氏のご好意で、ご許可をいただきましたので、そのショート・ストーリを「その後の監禁少女みずほ 扶桑 瑞穂、21歳。」として掲載させていただくことになりました。

     併せて石堂氏とのやりとりの中で、「監禁少女みずほ そのA」を加筆・再構成して制作した 「監禁少女みずほ:コミック試作β版」も掲載させていただきました。

     近々、「監禁少女みずほ」の続編を掲載予定。

    監禁少女みずほ その@ 

     「みずほ」は、小学校に通っていれば、5年生。

     でも、学校へは3年生の時、行けなくなった。

     図書館へ行く途中、いきなり、ワゴン車に引きずりこまれて帰れなくなったから。

     それから、ずっと、しらない怖いお兄ちゃんの家に閉じ込められてしまった。

     裸にされて、エッチな酷いことばかり、されていた・・・・。

     あそこをいたずらされすぎて、変なかたちになった。

     痛くされすぎたので、お尻が飛び出て、元に戻らなくなった・・・・。

    (Aにつづく・・・・)

     

    監禁少女みずほ そのA

     ある日、怖いお兄ちゃんが留守の時、鍵がかかってなかったので、逃げることができた。

     でも、周りは、ずっと木ばかりの森のなかだった。

     裸で寒くて、歩けなくなった。

     震えていると、怖いお兄ちゃんに見つかってしまった。

     家に連れ戻されて、体中をドリルみたいな針でえぐられて、あそことかに輪っかをつけられて、落書きみたいにされて、へんてこになった。

     熱が出て、すごく苦しかった。

     終わったあと、落書きみたいなへんてこが、洗っても洗っても消えないので、気が変になりそうだった。

     お母さんやお父さんやみんなに、こんなへんてこ、恥ずかしくて見せられないと思った。

    その後の監禁少女みずほ 扶桑 瑞穂、21歳。(作:石堂はじめ) 

     それから何日かたった朝、いきなりたくさんの警察の人が家に入って来て、怖いお兄ちゃんを取り抑えて、何処かへ連れていった。

     「みずほ」は助けてもらえた。

     みんなのところに帰る事が出来た。

     ・・・でも、もう遅かった。

     「みずほ」の体中の落書きみたいなへんてこは『刺青』と言う、もうずっと消す事の出来ない物だった・・・・。

     お母さんも、お父さんも、警察の人も、つらそうな顔で「みずほ」のからだをみていつまでも泣いていた。

     それから十年後……

    (とある大きな病院で、清楚にかつ懸命に働く一人の新米看護婦が居た…)

      扶桑 瑞穂、21歳。

      あの後、私はしばらく心の病院にかかった後、二年間の空白を取り戻す為に一生懸命勉強した。

      最初の学校を卒業した後も、次の学校でもただひたすらに勉学を重ねた。

      その結果、看護専門学校を無事に卒業して、この春から准看護師として働いています。

      あの時の犯人は有罪判決を受けた後、獄中で自殺したと風の噂で聞きました……。

      今では、みんなあの時の誘拐事件の事は忘れている。

      職場の人も私の過去を知っている人は一人も居ない。

     でも……過去の忌まわしき日々の記憶は、全身に刻まれた刺青は、いつまでも消えなかった。

    私は生涯この全身の刺青を背負い、これからも生き続ける……。

     (仕事が終わり、自宅で衣服と下着を脱いだみずほ。その下の全身には、ビッチリとあの時の刺青が…)

     

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